東広島 ママの教室 ☆merry☆

育児は育自☺東広島で楽しく学べる講座を開きます♪

「92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て」

大川繁子先生

こんな保育士さんが近くにいたら絶対会いたい!

こんなこども園があったら,絶対通わせたい!

この本を読んでそう思いました。

 

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 子育てをしていると,ついつい周りの子の発達を見て,

自分の子は大丈夫かなって,考えちゃうことがあります。

 

本当は,わが子に,

いろいろな人とのかかわりの中で,自分らしく生きて欲しい。

元気で毎日楽しく過ごして欲しい。

 

そんなふうに思っていて,

たいして欲張っていないつもり。

 

だけど,ちょっと自分の子が,できていないことがあると,

大丈夫かなって思っているわたしがいる。

 

そんな今日この頃でしたが,この本に出会って,

なんだかものすごくホッとした。

 

大川先生はこんな風に話されていた。

 

子どもはまだまだ未発達。だけど,同じ人間として,

この世に生まれてきた命は,大人も子供もみんな同じ。

自分の子どもだからといって,

自分の所有物ではない。

いつかは社会に出ていく存在。

ちゃんと,意志をもった人間として,

尊重する命だということ。

 

たしかにそうだなぁ。うんうん。

 

これが分かっていたら,

何でもかんでも,あれしなさいこれしなさい。

あれができてない,これができてない。

じゃなくて,

「これしてくれる?」「ありがとう助かるよ。」って言葉が変わる。

「ここまでできたね」「つぎはここまでがんばろうね」って言葉が変わる。

(言葉は習慣化してるし,訓練が必要かも。。。わたし。。。)

 

子どものやりたい,やりたくない,を大切にできる。

 

子どもに,大切だと思うことは,まず自分がやって見せる。

(うんうん。肝に銘じよう。)

 

子どもだけは・・・じゃなく,

まずわたし。

 

そうやって,子どもと対等になって,自分も子供と一緒に成長しようって,

かかわることができる。

 

わが子だからこそ,必死になるし,心配になることもある。

母親だからこそ,強い思いをもって子どもと向き合う。

正解のない子育てに,反省したり,戸惑ったり。

そして,また次の日からお母さん業は同じように始まる。

 

自分が母親になって,心の底から尊敬する存在は,世の中のお母さんたち。

自分の命をかけて産んだ子を,全力で育ててる。

 

いっぱいいっぱいになったり,

煮詰まったりしたとき,

迷ったとき,

 

大川先生の言葉は,お母さんの心を救ってくれる。

92歳になってもまだまだ,勉強中だと言われる。

まったく同じ子どもと出会ったことがないって。

 

だから,自分の子も,もちろん自分と同じではないんだなぁって,

当たり前なんだけど,しみじみそう思った。

 

この本,借りた本だけど,買ってお家に置いておこう(^_^)